新潟県には、50を超えるスキー場があります。
豪雪地帯でもあるため、雪質もよく、積雪量も豊富なことでも知られており、トップシーズンには良質のパウダーを楽しむことができます。
魅力的なゲレンデが多いので、どのスキー場に行けばよいのか決められないという声をよく聞きます。
なので、今回は新潟のスキー場をおすすめ順に紹介します。
かぐらスキー場
おそらく日本でもっとも営業期間の長いスキー場がかぐらスキー場でしょう。田代エリア、みつまたエリア、かぐらエリアの3つのエリアからなるコース数23本を誇るビッグなスキー場です。非圧雪のゾーンも多く、降雪後のパウダーを求めて多くのスキーヤーやスノーボーダーがリフト待ちの列をつくります。
特にかぐら第5ロマンスリフト沿いは人気です。ドラゴンドラを使えば、苗場スキー場も一緒にすべることのできるスケールの大きさも人気の理由です。
神立スノーリゾート
神立スノーリゾートはクワッドリフト3基の機動力を生かしたコースレイアウトとなっており、どのコースにもストレスなくたどりつけます。首都圏からのアクセスがよく、上級者向きのパウダーゾーンや初・中級者向きの幅広な斜面などどんなレベルでも楽しめるレイアウトといえます。
金・土曜日・祝前日には、翌2:00までのロングナイターがあり、思う存分滑ることができます。
苗場スキー場
日本最大級のウィンターリゾートといっても過言ではない苗場スキー場は、緩急の変化に飛んだ22コースで初心者から上級者まですべてのレベルを満足させます。施設の充実度も日本トップクラスです。
ゲレンデ下部には苗場プリンスホテルがあり、宿泊して苗場スキー場を満喫することもできます。
キッズフリープログラムにより、小学生以下のリフト代は無料というからファミリーにもおすすめしたいスキー場です。
ガーラ湯沢
日本で唯一、新幹線の駅とスキー場が直結しているのがガーラ湯沢スキー場です。電車でアクセスの良いスキー場と知られており、特に平日はリフト券付きの新幹線パックでやすく手軽に滑りに行くことができます。
ゲレンデは、北・中央・南の3エリアからなり、16コースとバリエーションも豊富です。ハイシーズンには下山コースを利用すると距離を滑ることができます。
例年GWまでオープンしており、春スキーシーズンもおすすめできます。
妙高杉ノ原スキー場
妙高杉ノ原スキー場は、国内最大級の8.5㎞のロングコースと、標高の高さがもたらすパウダースノーで人気のゲレンデです。
縦長に展開されるゲレンデで、ゴンドラリフトで効率よくロングコースを楽しめます。
プリンスホテルグループのスキー場なので、キッズフリープログラムで小学生のリフト代が無料。ファミリー層にもおすすめできます。
舞子スノーリゾート
舞子スノーリゾートは、石打ICおりてすぐのアクセスの良さと、初級者から上級者まで満足させるコースバリエーションで人気です。
上級コースに非圧雪地が多く、降雪後にはパウダーを楽しめます(長峰エリア)。
それ目当ての方も多いので、だいたい1時間もしない内に美味しい場所は食べられてしまいますが、非圧雪地の練習としても楽しめるのでおススメです。
日帰りスキーセンターからゴンドラで一気に上まで行けますが、斜度の緩やかな迂回コースは狭くカーブも多いので、不慣れな方は舞子エリアが幅広なのでおススメです。
石打丸山スキー場
石打丸山スキー場は全23コース、15本のリフトが稼働する上越エリアでも最大規模を誇るスキー場です。観光口・ハツカ石口・中央口の3つのベースからアクセス可能です。上部では、GALA湯沢スキー場ともつながっており、シーズン中は三山共通券でGALA、湯沢、石打丸山スキー場の3スキー場を滑ることができます。
2018−2019シーズンより、世界初となる10人乗りゴンドラキャビンと6人乗りチェアが同一線路上で同時運行される混合型リフト「サンライズエクスプレス」が運行されています。
ロッテアライリゾート
日本でも有数の積雪量と極上のパウダーを楽しめる大毛無山に展開されるロッテアライリゾート。以前より特別管理区域がひろがり、エキサイティングなライディングを楽しめるようになっています。ゲレンデは全11コースを5基のリフトが結び、最長滑走距離5.2kmで高低差951mのダイナミックな滑りが可能です。
例年5月中旬まで営業を行うことでも知られ、長い営業期間も特徴。
赤倉観光リゾートスキー場
アカカンの愛称で親しまれる赤倉観光リゾートスキー場は、妙高山に縦長に展開するコースレイアウトで、4.5kmの最長滑走距離を誇るスキー場です。シーズンが長く例年5月のGWまで滑ることができます。共通券を買うと赤倉温泉スキー場も同時に楽しめます。
ゲレンデ中腹には、日本を代表するリゾートホテル「赤倉観光ホテル」があります。落ち着いた雰囲気のホテルで、大人なリゾートステイが可能です。
妙高高原ICより約4kmにあり、駐車場からゲレンデへのアクセスもよいことで知られています。
上越国際スキー場
上越国際スキー場は、新潟県内でも群を抜く広さを誇るゲレンデです。ウインタースポーツのすべてが揃っていると言っても過言ではなく、パークにはハーフパイプもあり、キッズパークも充実しています。
がっつり滑りたいスキーヤーやスノーボーダーからファミリーでのんびり楽しみたい方まで満足させるゲレンデと言えます。
赤い屋根が目印のホテルグリーンプラザ上越があり、宿泊施設も整っています。
鉄道では上越国際駅から徒歩0分、車でも関越道塩沢石打ICから約7分とアクセスの良さもおすすめの理由のひとつです。
岩原スキー場
いわっぱらスキー場は、山頂から扇状に幅広く展開されるゲレンデレイアウトです。名物の広い1枚バーンの緩斜面は初級者やファミリーには良い練習コースとなっています。上部エリアは上級者向きのコースとなっていて、コブや非圧雪コースは滑りごたえがあります。上部エリアからは周りの山々を望む絶景スポットとも言えます。
ナイター営業も行っているので、ロング1日券でたっぷりすべることができます。
赤倉温泉スキー場
赤倉温泉スキー場は、「ヨーデルゲレンデ」、「くまどーゲレンデ」、「銀嶺ゲレンデ」の3つのゲレンデがなる妙高エリアを代表する規模の大きなスキー場です。上信越道妙高高原ICから約4kmとアクセスがよく、約1,300台収容の無料駐車場が用意されています。
17コースを誇る赤倉温泉スキー場は、緩・中斜面主体のコースレイアウトとなっていて、初級者やファミリー層も楽しめます。上級者向けのコースは上部に用意されており、滑りごたえのあるコースが揃っています。
くまどーゲレンデにある全長1200mのパノラマコースはナイターコースでもあり、夜でもスノーパークを利用することができます。積雪量が豊富なスキー場としても知られており、トップシーズンには良質なパウダーを楽しめます。
六日町八海山スキー場
六日町八海山スキー場は縦長のゲレンデレイアウトで、なんといっても山頂からの5.5㎞のダウンヒルが魅力。コースは中上級者向きの斜面が多く、山頂から3km続くダウンヒルコースやコブやパウダーゾーンからなるエキスパートコースなどが人気です。
初級者には、山麓にある第1ロマンスリフトでアクセス可能なコースが練習には最適です。キッズ専用エリアやちびっこゲレンデもありファミリーでも楽しめます。
奥只見丸山スキー場
奥只見丸山スキー場は、シーズン中は積雪量が多いため、一旦クローズとなります。冬営業は11月下旬から始まり1月上旬まで、春営業は、3月下旬から5月中旬までの2シーズン制となっています。
春営業ではスノーパークに多くのトップライダーが集まることでも有名です。
池の平温泉アルペンブリックスキー場
池の平温泉スキー場が、2021−22シーズンより 池の平温泉アルペンブリックスキー場と名称変更しました。山頂から扇状に展開されるスキー場で、アルペンブリックゲレンデとカヤバゲレンデの2つから構成されています。下部に行くほど、コース幅も広く緩斜面となるため、初・中級者向けのコースが多くなっています。スノーパークが充実しており、メインパークとなるIKENOCITYは多くのアイテムが設置されており、スロープスタイルのように流しながら楽しめるようになっています。
日帰り温泉施設の「アルペンブリックスパ」や宿泊には「ホテルアルペンブリック」があり、アフターも充実したスキー場です。
湯沢中里スノーリゾート
湯沢中里スノーリゾートは越後中里駅とセンターハウスが直結しているので、アクセス抜群です。さらに車でも湯沢IC降りて数分で到着可能です。
なんちゃってクロスコースなどがあり、初級者や子どもたちがスキーやスノーボードに自然と慣れられるように工夫されているので、練習には最適です。横広なコース構成で、滑りやすい1枚バーンや緩斜面が多いので、スキー場デビューにおすすめできる新潟のスキー場と言えます。
上級者向けには非圧雪コースが用意されているので、パウダー狙いで訪れるのもありです。
シャルマン火打スキー場
シャルマン火打スキー場は、「非圧雪主義」をうたいゲレンデ約65%が非圧雪エリアとなります。コースというよりゲレンデ全体を滑ることができるので、ツリーランも楽しめます。リフト下など滑走禁止エリアは絶対に入らないようしましょう。
ゲレンデ自体は、第1クワッドで全てのコースにアクセスできるようになっています。その為たくさんパウダーを滑りたい人には最高の環境と言えます。
例年5m以上の積雪深で、スキー場の最高標高は1008mでベース標高501mの標高差507m、最長滑走距離は2,700mとなっています。
ムイカスノーリゾート
ムイカスノーリゾートは、緩斜面と中斜面主体のゲレンデレイアウトでファミリー向けスキー場として人気です。六日町ICから近く、インターを降りて5分で到着できます。
パウダー狙いのスキーヤーやスノーボーダーにとっては、新潟でも競争率の少ないパウダーを楽しめるスキー場として人気です。第3ペアリフトからハイクアップゾーンが用意されており、オフピステフィールドでは、最高のパウダースノーを満喫することができます。事前に申請することで山岳スキーも楽しめる穴場スキー場です。
ベースエリアにはむいか温泉ホテルがあり、宿泊での滞在もおすすめです。
ニノックススノーパーク
ニノックススノーパークは新潟市から40分と市街地からのアクセスのよいスキー場として知られています。コース数は多くはありませんが、スマイルキッズパークやフリーライドパークなどが充実しているので、練習には最適なスキー場といえます。
最長で22時までナイター営業も行っているので、仕事帰りにも滑りに行ける気軽さも人気の理由です。
キューピットバレイスキー場
新潟県内でも有数の積雪量を誇るキューピットバレイです。ゲレンデは標高1129mの菱ヶ岳の北斜面に展開し、雪質がよく、ゴンドラで頂上からのロングクルーズを楽しむことができます。
キッズ向けの施設が充実しているので、ファミリーでの来場もおすすめです。
新潟のスキー場マップ
新潟のスキー場は、かぐらスキー場や苗場スキー場などがある湯沢や南魚沼と妙高山を中心とする2つのエリアに集中しています。
関越道周辺のスキー場は、インターからも近いところが多く、そして上越新幹線を中心として鉄道網も充実しているので、車でも電車でもアクセスが良いです。雪道に不慣れな方は電車でスキー場に行かれるのがおすすめです。
妙高エリアのスキー場は、上信越自動車道でのアクセスとなりますが、こちらも妙高インターから近いスキー場が多いので、アクセスが良いです。
新潟のスキー場は、雪質がよく積雪量が豊富なスキー場が多いので、どこに行こうか迷いますが、本記事を参考に自分にあったスキー場が見つかると良いですね。