スキーブーツの軽量化はどんどん進んでいますね。ツアービンディング用のブーツはだいぶ軽くなり、1kgを切るものも登場していますが、アルペンブーツでも2kgを切るブーツがスキーメーカーより発表されています。ツアーブーツのような軽さと、アルペンブーツのようにゲレンデでも楽しめるホールド性の両立を成し遂げたブーツを紹介したいと思います。
QST PRO 120 【Salomon】(1,596g)
サロモンのQSTプロシリーズの中でも最軽量となるのが、QST PRO 120というモデルで、26.5cmで重量が1596gとなります。こちらのモデルではラスト幅100-106mmあり、足幅の広い日本人でも履きやすくなっています。3点バックルながらもホールド性も高く、パワーをしっかり板に伝えてくれます。しっかりしたホールド性がありながらも、ハイクアップ時には、ウォークモードで登りも楽にできます。
QST PRO 120(QSTプロ120)
メーカー希望小売価格:78,000円(税別)
サイズ:25.5 – 28.5cm(1.0cm刻み)
重量(ハーフ):1,596g/26.5cm
ラスト:100−106mm
QST PRO 130 【Salomon】(1,610g)
サロモンのQST PROシリーズの最上位モデルが、こちらのQST PRO 130です。軽さとウォークモード切り替えによる歩行性能の高さ、滑走時の操作性と三拍子そろったオールラウンドブーツです。
QST PRO 130(QSTプロ130)
メーカー希望小売価格:83,000円(税別)
サイズ:25.5 – 28.5cm(1.0cm刻み)
重量(ハーフ):1,610g/26.5cm
ラスト:100−106mm
HAWX ULTRA 130 【ATOMIC】(1,680g)
以前紹介したアトミックのホークスウルトラですが、26.5cmで1,680gという軽さにもかかわらず、パワフルな滑走性をほこっています。3D成形された足首とかかと部分、メモリーフィットにより完璧なパーソナルフィットを提供し、前傾角度調整とフレックス調整が可能です。シェルの肉厚を薄くすることで、重さを25%カットし、俊敏性も向上しています。究極の軽さと力強さを両立したモデルと言えます。
HAWX ULTRA 130(ホークスウルトラ130)
メーカー希望小売価格:86,900円(税別)
サイズ:24.0/24.5 − 29.0/29.5cm
カラー:White/Orange/Black
重量(ハーフ):1680g/26.5cm
ラスト:98mm
HAWX ULTRA 110 【ATOMIC】(1,695g)
ホークスウルトラシリーズの110フレックスは、130と同等の軽さを誇りながらもフレックスを110に設定したモデル。軽快な動きを可能にしているので、どんなコンディションでも対応できます。
HAWX ULTRA 110(ホークスウルトラ110)
メーカー希望小売価格:69,900円(税別)
サイズ:24.0/24.5 − 29.0/29.5cm
カラー:Black/Orange
重量(ハーフ):1695g/26.5cm
ラスト:98mm
COCHISE 110【TECNICA】(1880g)
従来のものより30%薄く、2.5倍の強度をほこるポリエチレンフレームを採用したテクニカのコーチスシリーズ。その中でもフレックス110のスタンダードな位置づけにあるのがが、こちらのコーチス110モデル。様々なバーンを自由に滑りたいスキーヤー向けのモデルです。
COCHISE 120 DYN【TECNICA】(1,920g)
テクニカのコーチス 120 DYNは、アルペンビンディングだけでなく、DYNテックビンディングにも対応したモデルです。限りなく足型に近い形状のカスタマイズ可能なインナーとシェルにより、抜群のフィット感を得ることが可能。
COCHISE 120 DYN
メーカー希望小売価格:71,000円 (税別)
サイズ:22.5〜30.5cm
カラー:ブラック
重量(ハーフ):1,920g/26.5cm
ラスト:99mm
X PRO 110【Salomon】(1,995g)
サロモンのブーツテクノロジーが詰まったXプロシリーズのなかでも、柔らかめのフレックスを好むスキーヤー向けに開発されたモデルが、Xプロ110です。足首から足裏までしっかりフィットするようマイカスタムフィット3Dプロが採用されています。1日中ゲレンデ立っていても、快適さを損なわない。
スキーブーツは重たいというイメージが強い人には特にこの軽さは信じられないと思います。自分も試履してみて、その軽さには驚かされました。軽いブーツに変えることで、長時間のスキーも苦にならなくなりそうですね。