トップレーサーとマテリアルとの関係「The Physics of Ski Racing with Aksel and Kjetil」

ワールドカップレベルのアルペンレーサーにとってのマテリアルとフィジカルの関係性についてのムービー「The Physics of Ski Racing with Aksel and Kjetil」がHeadより公開されています。

ムービーでは、ノルウェーを代表するワールドカップレーサーのAksel Lund Svindal(アクセル・ルンド・スヴィンダル)と Kjetil Jansrud(チェーティル・ヤンスルード)が、なぜトップアスリートは全く違ったセットアップでレースに望むのかについて語っています。

今回は、特にそのトーションについて話が及んでいます。トーションはスキー板の横にあり、柔らかすぎてもだめだし、硬すぎでもだめでその最高の剛性が求められると彼らは言います。そして、そのトーションの剛性もレーサーの滑り方や体の使い方によって全然変わってくるようです。

趣味スキーヤーには全くわからない世界ですが、彼らの解説を聞いて、超スローで滑りを見るとたしかに少し彼らの言っていることがわかる気がします。

時速130kmで滑って、ターンをすると考えると、たしかにほんのちょっとしたことでも大きな違いになるのもうなずけます。

トレーニングでは、滑りだけでなくこういったマテリアルの調整も繰り返し行われているんですね。