バンクーバーをベースに活動するプロスキーヤーのStan Reyにフォーカスしたムービー「The Highway」がSalomon TVより公開されました。
バンクーバーとウィスラーを20年来通い続けるStan Rey氏、山に向かう時の高揚感というのはプロも同じで、やはりテンションがあがるようですね。そんな彼の2015−2016シーズンの様子がムービーで捉えられています。
シーズン中でも毎週山を降りて、家族に会いにバンクーバーに向かいます。家族に起きた不幸もあってか、シーズン初めの彼はなかなか思うような滑りができずにイライラしているようです。
それでも滑り続けるStan Rey氏は、春にいつもハイウェイから見ていた山、Tantalus Rangeに挑戦する機会を得ます。車からは見えるが、ヘリでしかアクセスすることができない山。そんなTantalus Rangeを滑ることができ、20年来の夢がようやくかなったと彼はいいます。雄大な景色の中、彼のシュプールが山に刻まれます。
家族に起きた不幸も乗り越え、滑り続ける彼の姿には、心打たれます。軽やかな滑りの裏に彼が背負っているものの大きさを知ることができますね。