角野友基選手、平岡卓選手が歴史あるスノーボードの大会で表彰台の一番上にたちました。
今回で34回目となるスノーボード世界一を決める大会「US OPEN」で若き二人の日本人ライダーがその歴史に名を刻みました。
日本時間3月7日(土)早朝に行われた 男子スロープスタイルで、角野友基選手が決勝のそれも3本目のランでBackside Triple Cork 1620 muteからSwitch Backside Triple Cork 1620 melonを決めて優勝しました。
<角野友基選手のウイニングランとなった3本目>
2本目のラン時点ではマーク・マクモリスが1位、角野友基選手が2位という状況下でこの大技を決めることのできる精神的強さも今シーズン大いに飛躍した彼の強さの秘密かもしれませんん。王者マーク・マクモリスとの激しいデッドヒートの末の優勝は後世に語り継がれる名勝負でした。他の選手から胴上げされている彼の姿がまた印象的でした。
<スロープスタイル競技ハイライトムービー>
【男子スロープスタイルリザルト】
- 角野 友基(JPN)90.05
- Mark McMorris (CAN)87.80
- Tyler Nicholson(CAN)77.20
【女子スロープスタイルリザルト】
- Jamie Anderson(USA)90.95
- Anna Gasser(AUT)82.55
- Spencer O´Brien(CAN)82.05
続いて、本日開催された男子ハーフパイプで競技では、平岡卓選手が2本目でCabダブルコーク1080からのFS1260をきっちり決めて優勝です。
<平岡卓選手のウイニングラン>
3本目で逆転を試みた平野歩夢選手は、2回目のエアで着地に失敗し、結果3位です。平岡卓選手は自分のなっとくのいく滑りができたことが勝因だとインタビューで答えています。
<ハーフパイプ競技のハイライト>
【男子ハーフパイプリザルト】
- 平岡 卓(JPN) 90.99
- Longo Arthur(FRA) 84.99
- 平野 歩夢(JPN)84.75
【女子ハーフパイプリザルト】
- Clark Kelly (USA)91.00
- Kim Chloe (USA)88.74
- Gold Arielle (USA)83.87
- Cai Xuetong (CHN)71.00
- 大江 光(JPN)62.62
日本のスノーボードシーンが世界で認められた歴史的な大会となりました。