バックカントリーに必須の持ち物 まずは最低限これだけは抑えておきたい!

バックカントリースキーやスノーボードを始めるにあたって、ビーコンやプローブなど必要最低限の持ち物を用意する必要があります。今回はそんなバックカントリーで、まず用意しておきたい持ち物を紹介します。プロのガイドの方について行うバックカントリーツアーに参加するために最低限必要なものをピックアップしてみました。

滑走用具

スキーもしくはスノーボード

SANYO DIGITAL CAMERA
スキーはバックカントリースキー向きのものをチョイス、オンピステの滑走が多い方にはオールラウンドモデルがオススメ。スノーボードはまずは普段使っているものでも大丈夫。本格的にバックカントリーにハマりだしたらパウダーボードなどを検討すると良いです。

ストック

ストックはスキーヤーだけでなく、スノーボーダーも雪山を登る際の必需品。ストックを選ぶ際は、軽いことと、バスケットが大きいものを選ぶようにしましょう。スノーボードで滑り降りる際には、バックパックに付けられるようにコンパクトに収納できるものを選びたいです。

スノーシュー

スノーボーダーが雪山を登る際に必要なのがスノーシューです。ただ、スノーシューは高価なものが多いのでツアーに参加しているうちは、レンタルして使い心地をみてから購入するのでも良いです。
MSR REVO EXPLORE REVOエクスプローラー(男性用) オレンジ 25インチ 40627 【日本正規品】
Amazonで「MSR REVO EXPLORE REVOエクスプローラー」を見る

スキー用シール(スキー)

スキー用シールは、スキーを履いたまま登高する際に、スキーの滑走面に貼り付けて使うことで、スキーが後退りするのを防いでくれます。シールの素材は、モヘア、ナイロン、その両方をミックスしたものの3種類が主流です。
G3(ジースリー) スキーシール 2016 Alpinist High Traction Climbing Skins 幅130mm アルピニスト ハイトラクション クライミング スキン 7400855 M(168-184cm)
Amazonで「G3(ジースリー) スキーシール」を見る

ウエア

普段使用しているものでかまいませんが、温度調節がしやすいようにインナー等を工夫しておいたほうがよいです。登っているときは暑くなりますが、頂上について滑る時には寒くなっていたりと雪山での温度変化は激しいですので。あと、ヘルメットやゴーグルなども普段ゲレンデで使っているものを持って行きましょう。

BC用装備

ビーコン

できればお世話になりたくない雪山に入る時の大事なお守りです。使い方にコツがいるので、バックカントリーに行く前にかならず使い方の練習をしておくようにしましょう。初心者向けのバックカントリーツアーなどに参加するとビーコンの使い方を教えてくれるものもありますので、そういった機会に使い方をマスターしておくようにしましょう。
ミヤコ ミヤコ MIYAKO SPORTS PIEPS DSP SPORT PP0804【Mens】
Amazonで「PIEPS DSP SPORT」を見る

ショベル

雪崩捜索時に必須のショベルは、それ以外に雪の積層をチェックしたり、ちょっとした休憩場所を作ったりするのに使える。ショベルを選ぶ際は必ず金属製のものを選ぶようにしましょう。プラスチック製だと硬い雪の時に全く使い物になりません。

プローブ

雪崩に巻き込まれた人を探すために必要なツール。普段は畳んでパックの中に入れておき、いざというときにすぐに取り出せるようにしておきましょう。こちらも使い方にコツがいるので、ゲレンデ等で練習するようにして使い方をマスターしましょう。
(エムエスアール)MSR ストライカー 240 40161
Amazonで「MSR ストライカー」を見る

バックパック

バックカントリーに出かける際のバックパックは、板を簡単に取り付けられるようになっているバックカントリー専用のものを選びましょう。板やスノーシュを後ろにつけたままでも背中から中の荷物を取り出せるものなどもあるので、お店で自分に合うものを店員さんに相談しながら決めると良いです。その時、カバンの「重さ」にも注意が必要です。たださえ、荷物が重くなりがちなバックカントリーでは、カバン自体があまりにも重いと山で辛い重いをすることになってしまいます。

サングラス

晴天の雪山を登るときにはゴーグルよりもサングラスのほうが見やすいので、サングラスは持っていくようにしましょう。吹雪いている時はゴーグルのほうが見えやすいですし、寒さ対策にもなります。

他には、当日のランチや飲料など細々としたものが必要ですが、取り急ぎ事前に揃えておくべき道具をあげてみました。GPS、コンパス、地図などもあるとツアーでもさらにバックカントリーを楽しむことができると思います。

まずはベースとなる道具を揃えてから自分に必要な物を追加していくと無駄なく道具を揃えられるはずです。